引越の内見をするときに忘れがちなことの一つに、今持っている家具家電のサイズチェックがあります。
やべ、だいたい入りそうだなーって思って測ってないわ。。。
洗面所に洗濯機が入らへんこととか、入ると思ったスペースに棚が入らない、なんてことがあるで!
この記事では、家具・家電のサイズの計り方を紹介します。家具サイズ表をExcelやPDFでダウンロードできるのでぜひ活用してみてください。
【内見前】サイズを測らないと家具が玄関から入らないかも!?
もしかしたらあなたの大切なソファや棚などが玄関から入らないかもしれません。
玄関ドアの大きさは?
一般的なドアのサイズは次の通りです。
高さ だいたい200~240cmの範囲
横幅 一般的なサイズだと80〜87cmぐらい
このサイズに収まるサイズの家具であればまずはウチに入れることができます。
さらに内開きの玄関ドアの場合は、通路が狭くなりさらに搬入が困難になります。
ウチに入れてからも、、、
通路の曲がり角や階段などに玄関より狭い部分があれば、家具・家電が通らないことがあります。
マンションの場合はエレベーターにも注意!
建物が31m以上の高さの場合は、必ず一定規格以上のエレベーターを設置しなければならないことが法律で定められています。
31mは階数で言うと7〜10階ぐらいになります。
10階以上のマンションであれば以下のようなサイズのエレベーターが設置されています。
サイズ | 1,800mm以上(間口)、1,500mm以上(奥行き)、2,300mm(高さ) |
出入口 | 1,000mm以上(幅)、2,100mm以上(高さ) |
定員 | 17名以上 |
この規格であれば大抵の家具・家電を載せることができます。
問題は建物の高さがが31m未満(だいたい9階以下)のマンションの場合です。
サイズの規格に定めがないので小さなエレベーターが取り付けられていることもあります。
玄関や廊下は広々していても、そもそもマンションのエレベーターに家具が載らないということがあり得てしまうのです。
【内見前】サイズを測らないと家具が空間に合わないかも!?
今の家ではしっくりきていても、新居に引っ越して家具を置いてみたら違和感を覚えることがあります。
新居に家具が合っていない理由3選
①サイズ感が合っていない
②配色バランスが合っていない
③テイストが違う
①サイズ感が合っていない 〜新居に家具が合っていない理由3選〜
前の家にはピッタリのサイズで馴染んでいた家具が、新居に設置したらなんだか小さく見える なんてことがあります。
小さな家から大きな家に引っ越した時は特にそう感じやすいものです。
②配色バランスが合っていない 〜新居に家具が合っていない理由3選〜
お部屋の配色には黄金比があると言われています。
ベースカラー:アソートカラー:アクセントカラー=70%:25%:5%
配色の黄金比が崩れると統一感のない空間になってしまいます。
私たちこうづき夫婦のリビングはだいたい黄金比通りになっています。
これがたとえばこんな配色ならどうでしょうか。
色が散らかって統一感がありませんね。
このように、家具や家電単体のデザインだけではなく、お部屋全体のバランスが大事になってきます。
思い切って新しい家具・家電を揃えてもいいかもれません。
購入の意思がなかなか決まらない方はまずはサブスクから始めてみるのもいいかもしれません。
家具サブスクについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
③テイストが違う 〜新居に家具が合っていない理由3選〜
部屋の雰囲気に合わないモノが紛れ込んでいることがあります。
ホテルライクな雰囲気にキャンプ用品のような家具や
中世ヨーロッパのような雰囲気にブルックリン調の机があったら違和感がありますね。
内見の際に家具のサイズについての情報と、画像を持っていればイメージすることができます。
実際には、内見しながら家具の組み合わせや空間とのマッチ度を正確にイメージすることはとても難しいです。
せめてサイズだけは測っておいて、空間に対して小さすぎないか?大きすぎないか?置く場所はあるか?
など、内見の際に確かめてみましょう!
【内見前】家具・家電は縦・横・奥行・斜めの4点を測ろう
家具・家電が引越の際に搬入できるのか?新居の空間にマッチしているのか?
それらを内見時に確かめるためには、事前に家具・家電のサイズを測っておく必要があります。
測っておきたい場所は縦・横・奥行・斜め(対角線)の4点です。
縦・横・奥行の3点じゃダメ?
家具の斜めの長さも測っておくことで、スムーズに搬入できるかどうかの判断がつくで。
3点の長さを測った結果、すべての搬入経路において問題なく通れると判断したのに、引越時に何故かスムーズに通らない!なんてことがあります。
螺旋階段や手すりのある狭い通路など、搬入時には荷物を斜めにしながらでないと運べないこともしばしばあります。
少し面倒ですけど事前に測っておきましょう。
家具・家電のサイズの測り方
縦・横・奥行の3点をメジャーで測ります。
続いて、斜めの長さを測ります。
ここで言う斜めは、表面の斜めではなく、個体の一番長い部分を指します。
数学で言うところの対角線です。
ちょっと待って。対角線ってメジャーで測れなくない?
もしかして三平方の定理とかいうやつで計算しないといけないのでは?!
対角線はメジャーで測れないので、三平方の定理による計算が必要やわ。
三平方の定理なんて誰が覚えとるねん!
ということで、縦・横・奥行の3点を入力するだけで斜め(対角線)の長さが算出できるExcelをご用意しました。
とっても簡単なのでぜひ使ってみてください。次の章でダウンロードできます。
PDF Excel家具・家電サイズ表
家具・家電の縦・横・奥行・斜めの4点を記録するためのExcelをご用意しています。
内見当日に現地でデータを見れるように、スクショしたり印刷したりして活用してね!
斜め(対角線)を自動的に計算するためにマクロと呼ばれる機能を使っています。ファイルを開くときに以下のようなメッセージが出てくるので「マクロを有効にする」を選択してから開いてください。
斜め(対角線)の長さは、縦・横・奥行の3点を入力したら自動的に表示されます。
※家具・家電は直方体であることを前提として作成しています。
以下からPDFデータもダウンロード可能ですが、斜め(対角線)の長さが自動で計算されないのでご注意ください。
参考:https://kuroihako.com/excel/excel-custom-function/excel-custom-function-rectprism/
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今持っている家具家電のサイズチェックをすれば、こんないいことがあります。
・引越の際に搬入物がエレベーターや玄関、狭い通路を通るかどうかがわかる。
・部屋のサイズに対して家具のサイズが合っているかがわかる。
内見の際は、エレベーターや玄関、狭い通路、部屋等のサイズを測りましょう。
今回の記事はここまでとなります!
内見・ライフラインの手続き・パッキングなど、引越しまでにやることがこれからもたくさんあります。
こちらの記事に引越しまでにやるべき作業を全てまとめているのでぜひブックマークしてください。
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引越に向けた準備を楽しんでいきましょう!
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