【退去届】PDF・Wordテンプレートダウンロード可能〜電話・立会いなしの賃貸解約通知方法〜

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引越しを決めたあなたが真っ先にすべきことは何でしょうか。

退去の連絡です。

電話をかけたら終わりじゃないん?

退去の連絡は方法タイミング内容が非常に大事です。

方法

電話で連絡してしまい、以後やりとりが電話だけになると、トラブルがあった際に立証できません。

退去の連絡はメールで送りましょう。

タイミング

退去の連絡を引越しの数日前にしてしまうと翌月の家賃を支払わなくてはならなくなります。
新居の家賃と重複して負担が大きくなってしまいます。

退去の連絡は退去日の2ヶ月前にはしておきましょう。

内容

退去連絡の際に「退去します」とだけ伝えてしまうと、後から厄介な請求が来るかもしれません。
できる主張はしっかりのえておく必要があります。

今回は10年以上不動産業界にいる、つるつるオヤジにアドバイスをもらいましょう。

よろしくー
この記事では要点を押さえた退去通知のテンプレートを公開しています。

テンプレートを使用して、トラブルなく新生活をスタートできるように準備しましょう!

目次

退去の連絡は一ヶ月以上前に送る

退去の意思表示をすることを「退去通知」と言います。

退去通知は一般的に退去の1ヶ月前までにしなければなりません。

稀に2ヶ月前までとしている物件もあります。またURの場合、退去通知期限は14日前です。

賃貸借契約書を見て、退去通知の期限を確認しましょう。

賃貸借契約書の例

退去連絡期限を過ぎたら翌月の家賃を支払う必要がある

退去通知期限が1ヶ月前の場合、1ヶ月前を過ぎてから退去通知をしてしまうと、翌月分の家賃が請求されてしまいます。

契約更新があるアパート・マンションの場合は要注意

アパート・マンションの契約更新時期と退去時期が重なっている場合は、

退去通知が遅れると、契約更新料の支払いを要求されることもあります。

必ず退去通知期限を守りましょう。

退去の連絡は管理会社に送る

管理会社が入っているマンション・アパートであれば管理会社に連絡しましょう。

管理会社が入っていない場合は、大家さんに直接連絡します。かなり稀ですが。

管理会社の連絡先がわからない時は契約書を見よう

管理会社の連絡先の入手方法は以下の手順になります。

管理会社の連絡先の入手方法
1 賃貸借契約書を見る
2 マンションエントランスの管理人室を訪ねる
3 マンションの掲示板を見る
4 不動産屋(仲介会社)に聞いてみる

1が無理なら2、3、と進めていきましょう。

退去の連絡はメールで送る~解約通知書ダウンロード~

詐欺の予防のために記録に残す

管理会社とのやりとりは記録に残しましょう。

詐欺を予防するために非常に重要です。

悪徳な管理会社の場合は、やりとりは電話で行い、退去時に部屋で立ち会い、その場で同意書へのサインを迫ってきます。

多額の修繕費用を請求してきたり、本来支払わなくても良い費用を請求してくることもあります。

一度サインしてしまった同意書を無効にするのは困難です。

恐ろしい、、、

電話での連絡しかしていなかった場合、証拠が残らないので訴えることも難しくなるでしょう。

詐欺を予防するために、やりとりは記録に残るメールを使うこと
退去立ち会いの際は、その場でサインをしないこと

この二つを必ず守りましょう。

どうしても電話連絡が必要な場合は、後でメールで要点を送ってもらいましょう。

実は退去立ち会いは割愛できるのですが、どうしても立ち会いが必要な場合は録音しましょう。

管理会社とのやりとりの最重要ポイント
・メールで連絡する。
・退去立ち会い時に、その場で同意書にサインしない
・退去立ち会いが必要な場合は録音する

管理会社にメールを送る前に「特約」を確認する

賃貸借契約書の特約(一番最後あたり)を確認しましょう。

特約とは、契約時に決められた特別な約束事のことです。

特約の内容があまりに理不尽なものだった場合は、管理会社に退去の連絡をする際に、合わせて伝えましょう。

実際は、特約に書かれてしまっている事項は、なかなか覆らないものです。

もし今回の退去でどうしても特約の削除ができなかった人は、次に賃貸借契約をする際には必ず特約に目を通し、理不尽な内容の場合は契約を結ぶ前に主張しましょう。

理不尽な特約の例

→次の入居者に向けた準備は前の居住者が支払う必要はない。

管理会社への解約通知書

解約通知書の提出は法的に義務付けられているわけではありません。

しかし、管理会社と借主の双方に記録として残しておくという意味で重要になりますので、提出するようにしましょう。

紙を郵送する方法が一般的です。

書式の雛形は賃貸借契約書に付いていることがあります。

書式の雛形は賃貸借契約書に付いていることがあります。あくまで雛形なので、個人で作成しても構わないのですが、管理会社の方で専用の用紙やWEBフォームを使用していることもあるので、再度同様の内容を提出することになってしまいます。

まずはメールで退去する旨を連絡しましょう

解約通知書のテンプレート

メールで退去の連絡をされる際にもご活用ください。

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メールならさらに砕けた表現で送りやすいため、

・お世話になったお礼
・入居時にあった傷についての指摘

などを含めるのもいいと思います。

退去時の立会いは不要!

退去時の立会いは法で縛られているわけではないため必須ではありません。

退去の時は立会いが必要だと思ってた、、、

立会いはできるだけしないほうがいいで。
立会いの時に、無理にサインさせられて高額な修繕費用を払わされることもあります。

ただし賃貸契約書の「特約」部分に退去時の立会いが必要であることが書かれている場合は、立会しなければなりませんのでご注意ください。

特約についてはこちらで説明しています。

その他必要な手続き

解約通知以外にも退去に向けた手続きはたくさんあります。

ライフラインの手続き
役所の手続き
郵便物の手続き
火災保険の手続き
車両の手続き

こちらの記事で引越しまでにやることを全てまとめていますのでチェックしてみてください。

まとめ

退去の連絡は方法タイミング内容が重要でしたね。

・退去の連絡は一ヶ月以上前に送る
・退去の連絡は管理会社に送る
・退去の連絡はメールで送る
・退去立ち会い時に、その場で同意書にサインしない
・退去立ち会いが必要な場合は録音する

トラブルを避けて気持ちよく新生活を始められるよう準備していきましょう。

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